外壁のレンガに関して
2017年4月のフィードバックの中で、外壁レンガに関して根津から光嶋裕介に送ったメールです。
外壁のレンガ部分、内壁の腰板の有無などを詰めて考えて、魅力あるうちだけの表情ある壁にしたいなと思ってます。 敷レンガは本物を丸ごと使うのですよね?本物ずっしり、長持ちが理想的だけど、壁の場合はそうはいかないみたいですね。耐震のための「えせレンガ」壁はメリットは何になるのかな?杉板よりかは耐久力が高いのかな? アールトの実験住宅 Koetaloがきっかけで始まったプロジェクトだと思っているので、やはり実験的な試みのある壁でファサードをくっきりさせたいな〜 いいアイデアないですか?! 内装は、ストーブの防火の話も含め、奈奈は腰板は好みではないと言っているし、この際きっぱり外して考えたらどうでしょうか? 白の珪藻土だけでなく色の変化をつけたいな〜
光嶋裕介から以下の返事がきました。
デザインに関しては、昨日の電話でお話したように、レンガは壁としては仕上げ材でありながら 構造材(組積造)なので、木造建築は、構造がもちろん木造なので、レンガという素材が どうしたって「仕上げ材」にしかならないという矛盾があるのは、事実です。 もちろん、単純に仕上げ材としては、杉よりも耐久性があるのは事実ですが、 欧州で使われているレンガと意味合いが「表面的」なのもまた事実です。 こちらは、実施設計、本見積もりとともに、検討していければと思います。
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