G案+離れ 概算見積もり

まだ2017/4/12の話は続きます。


DIYも織り交ぜたい。全てを理解するためにも、減額案を出すためにも、どこにどれくらいのお金が発生するか知りたい気持ちを組んでくれ、今回G案の見積もりは、大部分の施工を中島工務店に任せた場合のリストを提示していただきました。前回のE案、F案と比べて設計自体が変わっているので細かな比較対象にはなりませんが、ボリュームとしてはそれほど変わっていないので、分かりやすい数字となりました。


E案F案の概算見積もりでは外装、内装工事を材料支給の施主施工としていた部分で大きく減額されて合計2100万弱(税抜)におさまっていました。今回のG案では内装外装共に全て施工してもらうという前提での見積もりで、総額2400万弱(税別)となりました。中島工務店の香田さんはかなり頭がキレる人なので、プレゼンに大きな変化を加えることで、こちら側の工事金銭感覚を養ってくれます。


●外壁は110㎡を杉赤特220幅2000mm の横張りで想定。残り40㎡の外壁がレンガとなっています。レンガは乾式で2丁掛け平タイルという製品。この面積だけで100万を越える代物です。耐久性は木よりも相当高い分、イニシャルコストが高いという考え。


●36㎡あるテラスも全てタイル貼りで計算している部分が100万円ほど。テラスのコンクリート下地は別で概算されています。


●車路140㎡のコンクリート舗装を施工して貰ったとして、これまた100万円ほど。


全てとは言いませんが、自分達で作れるかも知れない部分の額が見えてきた気がします。



【離れ】の登場です。11坪の離れは一階土間仕上げ、二階建ての作りになっています。こちらは全ての壁を竹子舞を組んだ土壁中塗り、漆喰仕上げを想定した工法で、全てを施工して貰う場合粗見積もりを出して頂きました。伝統的な土壁作りがどれくらいの値段で出来るのか、とても興味深い内容でしたが、総額700万超え!という数字に唖然、現実的ではない数字に圧倒されてしまいました。中島工務店に頼むと、ちゃんと作ってくれるので、しっかりとしたお値段が前提だという事が分かりました。


これをもって【離れ】の計画を離してしまったことは「浅はか」でした。後に大きな「勘違い」と「後悔」が生まれます。 増築、後付けで付け足す小屋や倉庫が「身だしなみ宜しくない」結果になる家が嫌いです。これから先、母屋の工事に向けた設計と減額に集中せざるを得ない状況になります。充分に使える土地があるのに、小屋や倉庫などのプランを総合的に考えず、今回の工事が終わってしまうことになろうとは、この当時は考えませんでした。





タタッタラ

家が建っていく様を綴らねばならないという使命感を基にした記録。

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