温度解析
data logger 設置という記事で小型の記録温度計を敷地内2か所で測定し始めたことを書きました。
今回はそれから一ヶ月後、2017年1月、1ヶ月間における15分おきの温度を解析したデータを紹介します。計った温度を並べただけの小学生レベルの解析ですが、これから住む場所を厳選するかと思うと真剣そのもの、ワクワクものです。
データロガーをUSBケーブルでパソコンにつなぎ、データを読み取ります。(WINのみ/MACでは繋がってくれません)付属のソフトがエクセルデータに書き出してくれます。
01North:敷地内北側、光嶋裕介図面の建築位置
02South:敷地内南側、高低差が高い位置
エクセルシート上で、二か所のデータを同時間で並べる所までは出来たのでパパッとグラフが作成できると思いきや、そこからグラフを作ることが出来ません。「誰か助けて!」とFacebookでつぶやいたところ、遠くカナダに住む友人が解決してくれました。彼の名は富田紀男さん、私とは趣味のラテン音楽つながりで実のところの正体はあまり知らないのですが、 オステオパシー(osteopathy)という医学療法師でカナダ在中。最近、"Tomita Method"というオステオパシーの理論本を出版された方です。そんなアカデミックな方にボランティアして貰っちゃったら、直ぐにグラフになってメールで送られてきました。富田さん、ありがとうございます。家が建たったら、是非遊びに来てください!リンゴとネギでおもてなしさせていただきます!
1日の寒暖差が大きい場所ですね。果樹栽培にもってこい?!うちのリンゴ園もほぼ同じ場所なので安心嬉しいデータです。二か所の数値は違いがあるのですが、大きく見ると違いがあまりわかりませんが、、、
Bが日時。Cが01North。Dが02South。エクセルが数値として認識していなかったということで、富田さんか書き換えてくれたデータがE,F。Eが北のデータ、Fが南のデータです。
朝7時頃までほぼ同じ気温です。朝日が昇り、南側から順に光が回ってきます。南側の温度が上がり、同じ時間で最大1.5度くらい温かいのが分かります。お昼頃まで影響が見られ、午後から次の日の朝方まではまた同じような気温が続きます。
冬場寒い時期の朝陽の浴び方、温度の上がり方は大きいでしょう!有無を言わさずに敷地内北側の場所に家を建てるべきだと感じました。
右側が北、左が南。高低差と浄化槽による排水の要素がまだ明確になってませんが、北側に建てるということでほぼ納得した私でした。
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